魂ハ細部ニ宿ル。
中国南西部の貴州省に暮らすミャオ族の女性は、農作業の合間に糸を紡ぎ、織り、染め、そして繊細な刺繍を施していく。その技術は母から娘へ受け継がれ、"我が子や家族を守りたい。”その想いをひと針ひと針に込めて、途方もない時間を掛けて手作りで服を作る。
その刺繍のモチーフはひとつひとつに意味があり、言葉を持たなかったミャオ族の信仰や精神性、民族の誇りがまるで物語のように彼らの服や背帯に繊細かつ端整に縫い込められていく。
会期 2018年5月12日(土) 〜 5月14日(月) 5月17日(木) 〜 5月20日(日)
時間 平日14時〜20時 土日13時〜20時
※5月12日(土)〜14日(月)はミャオ族の衣装を買い付けられている坂井氏に在廊していただきます。